かって気ままに ・・・

還暦を過ぎたITエンジニアの独り言。

かって気ままに

2018-01-01から1年間の記事一覧

品性(ひんせい)

ピーター・ドラッカーは「現代の経営」の中で、次のように述べています。 経営者がなさねばならない事は学ぶ事が出来る。しかし経営者が学べないがどうしても身につけていなければならない資質は天才的才能ではなく、その人の品性だ 管理・運営のテクニック…

部下を伸ばすコーチング

部下とのコミュニケーションは、難しい・・・。それは、課長の一言で、部下を生かすも殺すもできるからだ。 ケース1(部下):課長、例の商談の件で相談があるんですが・・(課長):ああ、あの件は大事なお客さんなんだ、ちゃんとやっているだろうな。(部下):…

心のつぶやきを、声に出してみる..

組織の中でいろいろな人を見ていると、中には、相手が不機嫌にならないようにじっと息をひそめ、相手の気に入るように行動する人がいる。なるべく自分の意見を述べずに、自己主張せずに相手や周囲の人に同調する ・・。 これは、子供時代に問題がある場合が多…

時間

本社に戻ってまもなく一ヶ月が経とうとしている。 2006年4月、単身赴任で福岡へ転勤してから4年。がむしゃらに見えない壁に体当たりしていた九州時代・・。『何か変だぞ?』と感じながら、悶々とした日々を送っていた大阪時代・・。そして、時間の流れを肌で感じ…

スリッパの法則

これは投資ファンド(Goldman Sachs Asset Management)に勤務した経験を持つプロの投資家が、「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方を書いた本のタイトルである。 投資しても儲かる会社と儲からない会社の「違い」や「兆し」には、一定の法則があるという。例…

忘れられない・・・

見せつけの様な人事で転勤し、自暴自棄になっていた頃、昔の上司(社長)が自身のブログを通して励ましてくれました。(感謝!) 現役時代を振り返ると、この社長のときが一番大きな事をなしえた様に思えます。 https://blogs.yahoo.co.jp/yo415301/57735885…

アリの真実

これは、京都大学名誉教授で動物行動学者の「日高 敏隆」氏の有名な話である。日高さんは、ヨーロッパで動物行動学が興るのと同じ時期にこの分野に飛び込んだ草分け期の研究者であり、日本に動物行動学を最初に紹介した研究者の一人でもある。今日は、日高さ…

吾唯足知

これは四国時代(2009年)にブログに書いた記事です。今読み返しても、まだまだだなぁ・・というところですね。 通勤途中のビルの片隅に、写真のような石柱がある。先週、周りのアジサイが見事に咲いていたので携帯電話で撮ろうと近づくと、なにやら四文字の漢…

カタカナ語で提案しているベンダーは疑ってかかれ!

これは、メルマガ記事のタイトル。記事はこちらから。 確かにIT業界はカタカナ語が氾濫している。セミナーを聴いていても、やたらとカタカナ語を使う人っていますよね! 国会中継を聞いていてもカタカナ語を使う議員が多いですよね~!国民に分かるような…

システムの目的・・

システム設計書には、必ず「システムの目的」という項目があります。 企業がシステムを導入する場合は、必ず何らかの経営メリットを求めるはずです。 しかし、中には「これが目的ですか・・??」と思ってしまう内容の物もあったり、内容が抽象的すぎて、目的が…

その機能、本当に必要・・?

ソフトウェアの複雑化・多様化にともない、求められる品質は日に日に高度化しています。 従来の品質は、書かれている仕様書通りの動きをするか?に注力されていました。 最近は、そもそも「この機能は本当に必要なの!?」と云う、『機能の妥当性』をチェックす…

成果を明確に・・

目的に向かって何かをやろう!と思ったとき、到達するまでの過程を細かく計画すると思います。ITの世界では、細分化して管理しようとする手法をWBS(Work Breakdown Structure)といいます。 このとき、漠然とした目標を設定する人を時々見かけます・・・。これ…

スケープゴート

あまり使いたくない言葉ですが「身代わり」のことです。 プロジェクト崩れが発生すると、スケープゴートを作って自分は逃げようとする自己保身の人間がまれにいます。 この時、スケープゴートにされ易いのはPM(プロジェクトマネージャ)です。 プロジェクト…

ソフトウェアの保守性・・

先日、このテーマで社員と少し議論をしました。この手の話しは、暗黙知の世界が多く、範囲を限定して話しをしないと発散してしまいます。我々は、ソフトウェアを設計し、お客様に納品するまでは、多くのパワーを掛けます。また、管理手法もいろいろな物があ…

人は自分の見たい現実しか見ない

ローマ帝国の礎を築いたカエサルのことばです。大企業病に掛かった会社。ビジョンを示せないトップ。改革に消極的なマネジメント層・・。 この言葉の重みがやっと分かる様になりました。(遅いか・・!?)政治も企業も、果敢にチャレンジして欲しいものです。

偉大なる先輩

当社の前身は、手回し計算機の販売を手がける「ビジコン(当時は日本計算機販売と言っていた)」という会社です。 現在のように電卓やコンピュータ等は無い時代ですから需要も多く、先輩が「ボーナスが立った!」と自慢していたのを覚えています。 ビジコン…

ところ変われば・・

箸袋に書かれていました。 標準語で『ありがとう』を各地の方言で言うと・・ (北海道)ありがとう/(青森)ありがとうごす/(秋田)ありがとさん/(岩手)ありがとうがんす/(山形)もっけ、ありがとうさん/(宮城)ありがとうがす(福島)たいへん、し…

パス・・

ザッケローニが日本代表監督になったとき、日本のサッカーを次の様に評している。 「試合中にずっと横パスをつないでもダメだし、ずっと縦パスを放り込んでもダメ。」「試合の流れを見て、状況に応じた戦術を使い分けるようにしたい」 ビジネスの世界に例え…

過去は、過去・・・

事ある毎に、現役時代の役職を持ち出して地域コミュニティに溶け込めないでいる定年サラリーマンの話を時々耳にする。 同じ様な話は、現役時代にもある…。何かに付け、輝かし過去を持ち出す人である。 「欠け椀も もとは吉野の 桜なり」と云う川柳がある。 …