「話題のNanoVNAを使ってみた」
アンテナの性能を表す指標の一つにSWR(VSWR)があります。
日本語で言うと定在波比といいます。
詳細な説明は省くとして、限りなく1に近い程良いアンテナと言われています。
SWRの数値を測るには、アナライザーという測定器を使います。
大体5〜10万が一般的機種の値段ですが、使用頻度から言うと高い買い物です。
数年前からアマチュア無線仲間の間で話題になっているのが、NanoVNAです。
これは、中華製で7000〜13000円で売られています。
中華製ですが、元々は日本人の高橋知宏さんが開発した物です。GitHubにソースコードや回路図を公開していた物を中国企業がクローンを作り、現在に至っています。
高橋さんが、ビジネスにしていたら、今頃は凄い事になっていたと思います…。
写真は、NanoVNA本体、実際に使っているアンテナ(V-2000)を測定した物です。