即戦力
企業が人材を求める場合に、よく使われる言葉です。
しかし、『即戦力』を具体的に且つ明確に定義して使っている人がどれほどいるのだろうか・・。
例えば...
①現在要求されている(受注している)仕事がこなせるかどうか。
②想定している分野について知識があるかどうか。
③或いは見識があるかどうかを見せる能力。
等だろうか・・?
しかし、このレベルの判断基準では『将来の中核的人材を確保する』と云うことには無理がある。
多くの企業は、「ダイヤモンドの原石を探す」のではなく、磨かれた石ころを
探しているのではないだろうか・・。
「磨かれた石ころ」は、それだけの価値しかない。
原石を探し出す目と努力。「人材を育てる」と云う、
今までの日本企業の多くがやってきたことに回帰しなければ、若い人材の将来はないだろう・・。