かって気ままに ・・・

還暦を過ぎたITエンジニアの独り言。

かって気ままに

「なぜ?」と思う気持ちを大切にしたい

子供は、よく「なぜ?、どうして?」ということを親に対し聞くことがあります。これは目の前で起きている事象が、子供の知識データベースにないことに起因していると言われている。
ところが、年齢とともにこの「なぜ?、どうして?」と思うことが少なくなっていくとも言われています。これは、我々が今まで生きてきた中で得た知識が「疑問に思う気持ち」を阻害しているとも言えます。(あるいは、知識が「常識化」して疑問に思わなくなっているとも言えます。)
例えば、「四角いボールは何故ないんだろう?」と思う人はまずいないと思います。それは「ボールは丸い物」という固定概念(知識=常識)があるからです。
私は、「なぜ?、どうして?」と疑問に思うことは非常に重要だと思っています。そのように思うことが、知識の向上に繋がるし、新たな発想(アイデア)を生む源泉になるからです。
今使っているパソコンのソフトウェアも、何も疑問に思わず使っています。「この様に使うもの!」と決めつけて、「こうなったら?」「自分なら、こうするのに・・」とは思いません。(ソフトウェアの多くは、海外製であることも残念ですが..)
このような事は、会社や仕事の中にも沢山あります。「何故、こんなやり方をするんだろう?」とか「こうしたら、もっと楽になるのに!」ということが・・
疑問に思うことは、自分自身を成長へ導く力となり、組織を改善・改革する原動力ともなります。
是非、実践したいと思います。また、疑問に思ったことが自由に発言できる環境整備も重要だと思っています。