かって気ままに ・・・

還暦を過ぎたITエンジニアの独り言。

かって気ままに

その機能、本当に必要・・?

ソフトウェアの複雑化・多様化にともない、求められる品質は日に日に高度化しています。 従来の品質は、書かれている仕様書通りの動きをするか?に注力されていました。 最近は、そもそも「この機能は本当に必要なの!?」と云う、『機能の妥当性』をチェックす…

成果を明確に・・

目的に向かって何かをやろう!と思ったとき、到達するまでの過程を細かく計画すると思います。ITの世界では、細分化して管理しようとする手法をWBS(Work Breakdown Structure)といいます。 このとき、漠然とした目標を設定する人を時々見かけます・・・。これ…

スケープゴート

あまり使いたくない言葉ですが「身代わり」のことです。 プロジェクト崩れが発生すると、スケープゴートを作って自分は逃げようとする自己保身の人間がまれにいます。 この時、スケープゴートにされ易いのはPM(プロジェクトマネージャ)です。 プロジェクト…

ソフトウェアの保守性・・

先日、このテーマで社員と少し議論をしました。この手の話しは、暗黙知の世界が多く、範囲を限定して話しをしないと発散してしまいます。我々は、ソフトウェアを設計し、お客様に納品するまでは、多くのパワーを掛けます。また、管理手法もいろいろな物があ…

人は自分の見たい現実しか見ない

ローマ帝国の礎を築いたカエサルのことばです。大企業病に掛かった会社。ビジョンを示せないトップ。改革に消極的なマネジメント層・・。 この言葉の重みがやっと分かる様になりました。(遅いか・・!?)政治も企業も、果敢にチャレンジして欲しいものです。

偉大なる先輩

当社の前身は、手回し計算機の販売を手がける「ビジコン(当時は日本計算機販売と言っていた)」という会社です。 現在のように電卓やコンピュータ等は無い時代ですから需要も多く、先輩が「ボーナスが立った!」と自慢していたのを覚えています。 ビジコン…

ところ変われば・・

箸袋に書かれていました。 標準語で『ありがとう』を各地の方言で言うと・・ (北海道)ありがとう/(青森)ありがとうごす/(秋田)ありがとさん/(岩手)ありがとうがんす/(山形)もっけ、ありがとうさん/(宮城)ありがとうがす(福島)たいへん、し…

パス・・

ザッケローニが日本代表監督になったとき、日本のサッカーを次の様に評している。 「試合中にずっと横パスをつないでもダメだし、ずっと縦パスを放り込んでもダメ。」「試合の流れを見て、状況に応じた戦術を使い分けるようにしたい」 ビジネスの世界に例え…

過去は、過去・・・

事ある毎に、現役時代の役職を持ち出して地域コミュニティに溶け込めないでいる定年サラリーマンの話を時々耳にする。 同じ様な話は、現役時代にもある…。何かに付け、輝かし過去を持ち出す人である。 「欠け椀も もとは吉野の 桜なり」と云う川柳がある。 …

「有給休暇」

所得する権利が有る無いではなく、気持ちよく上司も部下も有給休暇を取得できる環境の醸成が必要かと思います。当社の取り組みを少し紹介しますと・・当社には「マイカレンダー休暇」と言うものがあります。年度の初めに上司と部下が、有給休暇の取得予定をあ…

「リテラシ教育の重要性」

最近、他人の作ったプログラムを見ていると・・『ここで、こんな書き方はしないだろう・・!』と云う様な、リテラシ(常識)を疑いたくなるような、ロジックや書き方を目にします。昔は、先輩SEもプログラムを書けましたから、後輩の作ったこの様なプログラムは…

即戦力

企業が人材を求める場合に、よく使われる言葉です。 しかし、『即戦力』を具体的に且つ明確に定義して使っている人がどれほどいるのだろうか・・。 例えば... ①現在要求されている(受注している)仕事がこなせるかどうか。②想定している分野について知識があ…

「なぜ?」と思う気持ちを大切にしたい

子供は、よく「なぜ?、どうして?」ということを親に対し聞くことがあります。これは目の前で起きている事象が、子供の知識データベースにないことに起因していると言われている。ところが、年齢とともにこの「なぜ?、どうして?」と思うことが少なくなっ…

剪定

私の知り合いに樹木医を目指している者がいる。彼(A)は60歳から植物の勉強を始めた。植木屋さんになる学校にも行き、現在は植木屋さんをやっている。樹木医になるには試験に合格するだけではなく、7年間の植物の面倒を見た実績が必要らしい。従って彼が…

ブログを再開しました。

54歳の誕生日を迎える2005年から始めたブログ【かって気ままに・・】も休止して何年かになる・・・。 その間色々な事がありました。 住む環境、病気、仕事・・ 書き出したら色々な事が書けるほどだ。 もう一度初心に戻り書き続けたいと思う。