TFDMemTableを扱う①
第1回は、TFDMemTableを生成するサンプルです。
私は、次の様な関数を用意し、TFDMemTableを生成しています。
// メモリーテーブルの生成
function TfrmMain.NewFDMemTable: TFDMemTable;
begin
Result := TFDMemTable.Create(nil);
with Result do
begin
// 項目定義
FieldDefs.Add('ID', ftInteger, 10, False);
FieldDefs.Add('NAME', ftString, 20, False);
FieldDefs.Add('ADD', ftString, 20, False);
FieldDefs.Add('CREATED', ftDate, 0, False);
// 空の内部データ記憶域を作成
CreateDataSet;
// ログ記録をOff
LogChanges := False;
end;
end;
// インスタンスの生成
FDMemTable := NewFDMemTable;
Made in Japan
技術革新が目覚ましい昨今は、そのスピードもさらに加速されています。
携帯電話(通信システム)は5Gが主役の時代が目前に迫り、さらには6Gの研究開発も進んでいます。
技術の進歩は常に終わりなき戦いです。
一方、古くから技術が確立されていて昔のスタイルをそのまま踏襲されて生き残っているものもあります。
例えば和包丁などは、本来刀鍛冶の技術が民生品に活かされて開発された製品です。
このように常に技術革新を追い続ける「製品」と完成度の高く高品質なものを守り続ける「製品」があります。
それぞれに得意な分野がありますが、市場はよりお金を稼げる分野に資本と技術を集約して利益をあげようと試みます。
カメラ等も、CanonやNikonが主流でした。
特にスポーツ写真ではCanonが圧倒的に支持されていますが、それも東京オリンピックまでだろうと言われていました。
次回開催の時はカメラも勢力図が大きく変わってくるかもしれません。
デジタルカメラで重要なセンサー技術は今SONYが先端を走っています。
高度な解像度、処理速度の速い、AF機能をもったセンサーの開発によって、これまでプロしか撮れなかった写真を、普通に撮影できるようになるでしょう。
一方レンズ(特に高級レンズ)は量産化できない「製品」であり、かなり「職人技」で作っている分野でもあります。
こうした部分は和包丁と同じように生き残っていく分野かもしれません。
例にあげたストロボは、特に目新しい技術ではありません。
しかし、ユーザの不満が解消され、使いやすいように改良されていくことは望ましいことだし、顧客もそういった商品を求めるのは必然です。
自社の技術を過信して改善努力を怠れば、すぐにライバルに追い越されます。
盲目的に「Made in Japan」を過信しても、時代は常に進化していますから、油断すると、そのブランドは時間と共に崩壊します。
日本のメーカ(特に大企業)は、既存顧客のしがらみもあって、なかなか思い切ったことができない部分もあります。
しかしながら、そのような事ばかり気にしていたら、良いものは生まれなくなります。
時にはドラスティックな技術革新で新しいマーケットを生み出す努力も必要ではないでしょうか?
かつて「Made in Japan」のブランドを築きあげたのは、そうしたスピリットだったのではないでしょうか?
今一度原点に立ち戻って日本企業には頑張ってもらいたいなと願っております。
Timekicker rc版(1.9.10.0 rc3)を公開しました。
最新版(1.9.10.0 rc3)では、環境設定ファイル(TIMEKICKER.cfg)に次の項目を追加しました。
①Timeout: NTPサーバーのタイムアウト時間を設定(ミリ秒)します。
②DefaultNTPServer: この値を設定すると起動時にセットされます。常に初回に起動するサーバーを固定したい場合は、この値にNTPサーバー名を指定して下さい。
Timekickerは、ネットワークを介してコンピュータの時計を世界中のインターネットタイムサーバー(NTPサーバー)と同期する機能を提供するシンプルなユーティリティです。
インターネットに接続すると、Timekickerを使用してネットワーク経由でローカルコンピューターの時刻を同期できます。
特長は、次の通りです。
・NTPサーバーは、複数登録することができます。
・時間の取得に失敗した場合、NTPサーバーが自動的に切り替わります。
・WSJT-X/JTDX等のデジタル通信用ソフトウェアで、相手局のDTがずれていても簡単な操作で相手局に合わせることができます。
詳細・ダウンロードは、次のサイトからお願いします。
http://www.avsoft.jp/